願わくばまんまるく、徒然。

願わくば道端の石のように穏やかに、永遠の傍観者に。

胸の痛いニュース…

家族や友達とキャンプに来ていた小1の女の子が行方不明になってから10日も経ったという。
お母さんが顔を出して会見されていたのを、胸が苦しくなりながら見た。
先に行った友達をたった10分後に一人で追いかけて行ったのを見送ってしまったことを「悔やんでも悔やみきれない」と涙ながらに語った内にどんな思いがあるか、世の母親なら皆痛いほど分かるはずだと思う。

悔やんでも悔やみきれない、親が子供に感じる後悔とは基本そのようなことばかりなのだろう。
親がどんなに気をつけていても、人間だから。機械じゃない。あらゆる全てを計算し合理的に判断して未来の危険性を予測することなど不可能だ。

低学年の子供は身近であることもあり、自分でも驚くくらい身近にリアルに感じて、辛い。
どうかどうか早く無事に見つかって欲しい。

今回子供の写真を公開し、更に母親が顔を出して会見したのには、その一つには「連れ攫われた可能性が高くなり、犯人の人間性へ宛ててのメッセージ」ということもあるのだろうと思う。
「クリマイ」等のアメドラの受け売りだが、身代金目的以外で子供を誘拐する犯人は攫う子供を「物」として扱っている。
親がメディアに顔を出して「あなたが攫ったその子は私たちの子供で、こういう名前で、こういう性格をしています。人間ですよ」と訴えることで、犯人の人間的心情を少しでも動かして危害を加えることを抑える効果があるという。

実は自衛隊が出てきた時にはホッとした。
自衛隊の捜索は完全一列横隊で進む。つまり長ーい横一列を作り、その一列が同時に、一斉にゆっくりと前へ進む、という捜索形態。森や茂みはもちろん、崖があろうと水場があろうと、横一列が同時に進む。ドラマの鑑識などでもこのやり方を見たことがあるから他でもやっているのだろうとも思うが、通常人の足では進めないような場所も人力で踏破するのが軍隊こそであり、何かしらの痕跡や異常があればそれを見逃すということはほぼ有り得ない。

だから、そういう特別なものである「自衛隊による捜索」を行ったにも関わらず何も見つからなかったとなると、何者かに連れ去られたと見るのが妥当なのだろうと思う。


この国で子供を育てることの難易度をまた思う。

どうか無事でいてほしい。