願わくばまんまるく、徒然。

願わくば道端の石のように穏やかに、永遠の傍観者に。

映画「ネバーエンディングストーリー」と岩波文庫「ドリトル先生」

引っ越しが決まったことで諸々気持ちが落ち込み気味です( ´_ゝ`)
「さよならだけが人生だ…」と自分に言い聞かせてふと思い到って調べてみるに、この「花に嵐のたとえもあるさ、さよならだけが人生だ」(語尾は色々アリ)という有名な一文って漢詩だったんですねー。四十にして無・知(o^-')b☆
私にとって一番は「ドリトル先生シリーズ」なんですが、井伏鱒二は名訳の人ですね。

 

息子用に読む本が尽きて、最近ついに私の愛蔵図書から「ドリトル先生シリーズ」の一巻目「ドリトル先生アフリカ行き」を寝る前の読み聞かせに引っ張り出して来ました。(全巻セット箱入りのやつなので文字通り引っ張り出さないと出て来ないw(T_T))
ドリトル先生シリーズは二巻目の「ドリトル先生航海記」からワトソン役として実質主役の少年・スタビンズ君が登場し、彼の語りで物語が進行していくことで更に面白くなっていくんですが、まだ5歳の息子には「ぼく・わたし」という一人称視点の話が理解できるのかちょっと分からない。もともと共感能力が高い女の子ならいざ知らず、息子は「あの、男」ですからね…( ´_ゝ`)
夫と息子が揃って目の前にあるものが見えていなかったり、さっき怒られたばかりのことをもう忘れたり、何度も何度も同じ事を注意されても一向に改められない…というのを毎日目にしている私としては「男は何歳でも男(意訳:おバカさんはずっとおバカさん)」というサイバラ御大の名言を思い出すわけで…って盛大な男性ディスを挟みましたが(すみませんテヘペロ☆( ´_ゝ`))、とりあえず「アフリカ行き」ならまだスタビンズ君が登場しておらず「です・ます」口調の三人称なので、息子は楽しんで聞いているようです。
章が短めに区切られていて、一つか二つ読むとちょうどいい長さになるので「続きは明日(´∀`)オヤスミ」としやすいのが良いです。

またこれも最近、映画「ネバーエンディングストーリー」のブルーレイが安くなっていたので買って息子に見せたんですが、あれも「本を読んでいるバスチァンの語りで進行&バスチァンが読んでいる本の中の世界の話&二つの世界が微妙に影響し合っていく演出」という子供には結構理解が難しい作りになっているので、説明しながら一緒に観たけれど5歳男児の脳でどこまで理解できているかは甚だ謎です。
私が映画館で観て感動したのは小学4年生くらいの時なので。
息子はでも、アトレーユが危機一髪ファルコンに助けられるところでホッと喜んだり、鏡の門でバスチァンが映るシーンで「なんで!?(゚д゚;)」と驚いたり(これは私がしつこく「これはバスチァンが読んでいる本の中のお話なんだよ」的な説明を繰り返し言い聞かせていた賜物だと思うんですがー)、スフィンクスの「目からビーム」で怖がったり、それなりに楽しんで観ているようだったので良かったですよ…(´∀`)
この作品は「内容」の対象年齢というよりも「(30年前という)特撮技術の古さ」がもう息子くらいの年じゃないとキツく感じたので見せたんですが、…こういう点はもう致し方ないことではあるけれど、せっかく良作なのに勿体ないですね。
今って子供向けのテレビ番組は言わずもがな、それよりもチープに見えるはずのヒーローショーみたいなものなんか(※有料の。無料のはどうなのかは分からないけど)すらも、映像技術を駆使した凝った演出になっていて、割と大人も白けないで観ていられるくらいの作りだからねー。

少し前にウルトラマンの50周年を記念した特集として、「視聴者が投票で選んだベスト10話を一週に一話ずつ丸々放送する」というのがNHK BSでやっていまして、ウルトラマン大好きな息子のためにこれも全話録画して見せてたんですが、私なんかは40代なので時代的な映像事情はそれなりにすっかり分かっているはずなのに、「初代マン」や「セブン」の当時のままの内容の特撮がちょっとびっくりするくらい古く感じて、いつ息子が「おかあさん、あの宇宙船みたいなおもちゃは紐でブラブラしているの?(´∀`)」とか「おかあさん、なんであの怪獣はビニールでできているの?(´∀`)」なんて言い出さないかヒヤヒヤしましたよ…。
あと初代マンの喋り方だけ機械的なピポパポ音(!)で、息子は何て言ってるのか聞き取れなかったり(彼に話しかけているゾフィー隊長は普通の声と喋り方なのになぜ…!(゚д゚;))。

「当時」はそれが「最新技術」で、他にそれ以上の映像技術がほとんど存在していなかったからこそ物理的リアリティに問題なく視聴者に見えていたわけで、今やちょっとした無料のスマホゲームですらとんでもない画素数とCGエフェクトじゃないですか。
現在放送中のヒーロー番組(ウルトラマンオーブ、仮面ライダーエグゼイド、ジュウオウジャー等)の特撮だって私からすると物凄いレベルです。十数年前ならハリウッドで億の予算使ってしか作れないんじゃ?レベル。

ちょっと前にミニファミコンを買ったんですが、もうね、あの粗いドットにびっくり!当時実際自分は楽しく遊んでいたはずなのにですよ、あの粗さに超驚いたというね…( ´_ゝ`)逆に目を悪くすると思った…
(しかし「マリオ」は別格としても「ソロモンの鍵」とか、あの粗さなのに十分面白くできていて、「面白いゲーム」に絵(グラフィック)の綺麗さは必要条件じゃないなーとつくづく思ったというね)

 

 


今の子供って、親のうちらが子供の時分からすると有り得ないくらい物心ついた時点からフィクションの綺麗な映像を見ていて「目が肥えている」じゃないですか。

そういや当時だって「このファミコン一台と月に行ったアポロ宇宙船一機の技術が同等のもの」なんて言われて驚いた記憶があるわけで( ´_ゝ`)(実際その話がどこまで本当なのかは分かりませんが、それくらい科学技術の進歩はすごい、ということならよく理解できる)




はーーー、果てしない物語とはこのこと。
と、頭の中の沼のほとりにて( ´_ゝ`)はーパドルビーパドルビー。

 

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