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願わくばまんまるく、徒然。

願わくば道端の石のように穏やかに、永遠の傍観者に。

夫と言葉が通じない(=言葉による意思疎通ができない)理由が科学的に分かった。

実は我が家は現在結構な機能不全家庭に陥っていて、まだ五歳の息子にとってかなり良くない環境であり、それを考えると現実的に離婚も選択せざるを得ない…というところにまで到っているんですが、とにかくそこらへんの事情は込み入っていることと原因があまり一般的ではないこと、進んだり戻ったり立ち止まったり…という経緯を繰り返していること、などにより記事としてここに書くことが全然できないでいる次第(=書きたくないとか書くのが憚られるという理由は全然なく、単に文章にするのが大変だから!(o^-')b☆)。

現在夫と私は日常ほとんど会話がありません。
それはお互いに疲れすぎているから、というのが一番大きな理由なんですが、夫はもともと言葉が少ないタイプで、私は「夫に話をしても全て無意味」ということを擦り込まれてしまっているので話をしようとする気が起きない。体力気力が充実していれば別なんですが、私も毎日疲れ切っていてそんな体力はゼロなわけですね。

 

夫が(私から見て)どういう人で、私との関係がどうなっているのかについては以前これもかなり苦労してまとめた記事↓を読んで頂くと私たち夫婦の前提として雰囲気が多少分かりやすいかもしれません。

manmaru14.hatenablog.jp

↑1から4まであります。再編集はまだしていません…(´д`;) 


離婚まで考えるその理由というのは、ただ一つ。夫とは話ができないからです。
冒頭で書いた「主に疲れすぎていて会話がない」ということは直接の関係はないんですが。
話が噛み合わないとかいうレベルじゃなく、言葉によるコミュニケーションが不可能なのです。

これは上で書いた以前の記事にも夫と私の重大な問題として書いたことですが、その問題は一切改善されず、ゆるゆると悪化の一途を辿り続けているのです。
むしろ結婚以来9年、ずっと悪化し続けている。

私が爆発しキレてシリアスな問題を提示すると夫は黙り、私から声をかけない限りはそのまま何時間でも何日でも黙っている。これは怒って口を利かないとかふてくされて無言を貫くとかでは全くなくて、こちらにかける言葉が分からなくて黙っている、という状態。
こう書くと「いやそれは抗議してるんだよ」とか「イライラして話したくないだけだよ」と思われると思うんですが、本当にそうじゃないんですね。
夫は、この辺りの性質については「今までこんな人に出会ったことも聞いたこともない」という種類の人なので、私以外の誰かに説明するのが本当に難しいのです。私自身も自分の夫じゃなければこんな人がいるなんて考えられないから。

夫は優しく穏やかな人で、物事を深く考えず、ささやかな楽しみを糧に真面目に生きている人。決してキレたりせず、相当な理由なく声を荒げたりすることもなく、暴力なんて絶対にふるわない。そもそもそんなに深く物事を捉えない。

そんないい人なのになぜ30代前半で既に二回の離婚歴があったのか、ということだけが他人に夫の内面的な対人問題を理解してもらう唯一の糸口になっているわけですよ…。

前置きが長くなりましたが、結論を先に書くと、夫と私の認知特性というものが全く相いれない性質だった、というのが答えです。
以下、詳しく書きます。

 『医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン』という本を読んだんですね。

↓ライトっぽいタイトルと表紙ですが、かなり真面目な内容。

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

 

 

↓私が読んだのはこちらの表紙の新書。中身は多分同じ。



人はその認知特性(視覚・言語・聴覚のどれが認知を大きく支配しているかの特性)によって以下の6つに大まかに分けられる、と発達関係の専門医師である著者は書いている。

  1. (視覚優位者)カメラアイタイプ・・・写真のように二次元で思考するタイプ
  2. (視覚優位者)三次元映像タイプ・・・空間や時間軸を使って三次元で考えるタイプ
  3. (言語優位者)言語映像タイプ・・・文字や文章を映像化してから思考するタイプ
  4. (言語優位者)言語抽象タイプ・・・文字や文章を図式化してから思考するタイプ
  5. (聴覚優位者)聴覚言語タイプ・・・文字や文章を耳から入れる音として情報処理するタイプ
  6. (聴覚優位者)聴覚&音タイプ・・・音色や音階といった音楽的イメージを脳に入力するタイプ

 

これは一人の人が一つだけに秀でているとは限らず、複数の特性に秀でている人もいれば、低い人もいる。特出した特性がなくても全体的に満遍なく普通である方が仕事や環境によってはいい場合もあるし、そうじゃない場合もある。
どれがどれより優れていたり劣っているということとではなく、自分の認知特性を知ることでより向いている職業が分かったり、苦手な特性の分野には慎重に対応したり改善の努力をしたりすることで生きやすくすることを目的とした内容になっています。

で、自分の認知特性を判別するテストが載っているんですね。
それを夫と私がやってみました。(計算が少し面倒くさいので夫の回答を聞き取り私が計算)
数字が高いほど特性の強さを表します。

まず私の結果から。

  1. 17
  2. 24
  3. 35
  4. 24
  5. 14
  6. 13


私の結果は想像していた通り言語優位。少なくとも学校というものにいる間に現代国語関連分野(読み取り書き取りから作文・小論文まで)苦労した記憶は一切ないです。勉強する必要が分からないから勉強した記憶もない。
自分でも、文字から映像が浮かぶ言語映像タイプの典型だと思う。
反対に、私が苦手なのは人の顔を覚えることと絶対音感がないこと。私は初対面の人の顔を本当に覚えられません。顔と名前が一致するまですごく時間がかかるのです。自分なりに工夫と努力を重ねてきたけれど、どうやっても覚えられないんですよ…。水商売においては致命的欠点でしたね…(´ρ`;)
また、絶対音感がないのでメロディーだけを記憶することがとても難しい。*1少しでも歌詞があれば全然異なりすぐに覚えられるので本当に言葉が大事なんだなーと思います。曲を思い出す時は歌詞を頼りにメロディーを思い出しますからね。
ちなみに歌詞のない、メモも取りようがないクラシックの曲を覚えておきたい時なんかは、紙に適当に音符を書いておきます絶対音感も知識もないので楽譜は書けませんが、自分なりの「音の上がり下がり」と「リズムや拍」を記録しておければその通りに口ずさんだり何か楽器を弾いてみて、思い出せるのです。

他方、夫の結果です。

  1. 31
  2. 33
  3. 20
  4. 17
  5. 10
  6. 8

 

なんとこれは見事な視覚優位者(゚д゚)

26以上は強い認知特性で、それに特化した職業に就くと能力が発揮されるとのこと。
逆に14以下は弱い認知特性。15~25はグレーゾーンでいわば一般的ということ。仮に全ての特性が15~25にあるとバランスが良いと言えるようです。

私が「聴覚認知が少し低い言語優位者であるものの割と平均している」のに比べ、夫は「視覚認知だけが特出して能力が高くその他はぶっちゃけからっきし」…という特性の違いがあることが分かりました。

完全視覚優位者である夫は言葉によるコミュニケーション、それも圧倒的にその能力の高い私(もともとその能力の高い性別でもある)に対して用いることができないのは自明だったというわけ…(´・ω・`)
そもそもこの本によると視覚優位者(右脳をメインに使う)と言語優位者(左脳をメインに使う)は使っている脳の場所が対極でもあり、意思疎通し合うのは至難の技であるようなんですね。
夫と私は容易にコミュニケーションがとれない相手だった、ということなんですね。互いに。科学的に。

おまけで書いておくと、「うう脳」(「うさうさ脳」とも)診断ってありますよね。指や腕の組み方でインプットとアウトプットがどちらの脳を使っているか分かるっていう*2こちらは科学的信憑性はちょっとどうか?というものですが、これでも夫と私は真逆なんですよ…

私は
「うさ脳」・・・インプットが右脳、アウトプットが左脳。「感覚的に捉えて論理的に処理する」
夫は
「さう脳」・・・インプットが左脳、アウトプットが右脳。「論理的に捉えて感覚的に処理する」

これが原因なのかどうなのか、夫とは真面目な話をするとその内容がシリアスであればあるほど噛み合わず、イッライラします。本当に「漫才ネタか?」ってくらい噛み合わない。
真面目に聞けば聞くほど斜め上の素っ頓狂な返事が返ってくるので驚きます。私を怒らせたいからこんなことを言うんだろうか…と疑ってしまうレベル。

認知特性の話に戻して、このテストを実妹にもやってもらったら、彼女も結構な視覚優位者でした。彼女とはよく電話で長話をするのですが、「(私が)一体何を話しているのか分からなくなる時がある」と言っていました。

私は言語優位者であるように、これまでの人生「人に何かを伝えたければ言葉を尽くすのが当たり前」だと思い込んできたところがあって、自分に対してそれをしようとしない人を「(私に)伝える気がない=私に対して思いがない」と判断し切り捨ててきました。
でも、この本をきっかけに、もしかしたらそうじゃないのかもしれない…と気がついたわけで。
「しない」のではなく「どうしてもできない」ということが、頭でそういうことがあると分かっているだけじゃなくて科学的に信憑性のある情報に出会ったことで納得できたというか。

もともと女性の脳の方が言語に対する反応・言語を効果的に使うことには長けていて、男性の方は女性に追及されると一時停止して黙ってしまう、という傾向が多いと思うのですよ。
女性のそれは生存戦略として集団を維持し強固にするために集団内の女性たちとコミュニケーションを図ることに長けていった脳の特性であり、男性のそれは余計な情報を与えて獲物を横取りされることを防ぐというようなところから来ているのかもしれないけれど、ただでさえそういう「性別による脳の特性」があるのに、我々夫婦は更にそれを強化する特性を持った組み合わせなわけで、夫婦として修羅の組み合わせじゃないか…(´д`;)と落ち込みました。
女性が視覚優位者で男性が言語優位者の組み合わせであるならまだ良かったような…と思ったわけですが、でもちょっと考えたらそれだってもし「大人しい女性と割とワンマンな感じの男性」でその組み合わせだったら男性が一方的に理詰めで言葉で女性を追い込んで反論を許さず、女性はうまく説明できないから黙って従うしかなくなり、それがうっかりエスカレートしたらモラハラやDVにもなりかねないよなー…という気にもなったわけで、結局は性格や気質が一番大きいんだよな、と思いました。

やはり私がもう少し感情的じゃなく、穏やかならいいという話のようです…(´д`;)ヤレヤレ

何だか全然まとまっていませんがとりあえず終わりますよ…

 

 

*1:「曲そのもの」で記憶できないんですよねー。覚えているメロディーを「チャーチャララーラーラー」とメロディーラインを口ずさむことはできるけどタイトルが全く覚えられない。ちなみに今書いたメロディーは「威風堂々」なんですが、これも人に聞いてやっと思い出した。いつまでもタイトルと一致させられない…。

*2:手を組んで親指が下になった方の側がインプット脳、腕を組んで下になった方の側がアウトプット脳。例えば右親指が下で右腕が下ならインプット右脳のアウトプット右脳の「うう脳」。

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