願わくばまんまるく、徒然。

願わくば道端の石のように穏やかに、永遠の傍観者に。

鉄フライパン育て中。

数か月前に鉄のフライパンを買っていたので、今回はその話を。

 

実は鉄のフライパンと私には、約20年前に私が初めて一人暮らしをした際に浮かれてオシャレな雰囲気に惹かれて使い方など全く知らないままオシャレな雑貨屋で購入、当然速攻で焦げ付かせて半年粘ったものの結局捨てた…という黒歴史があってですね…(´∀`)
その苦い(鉄だけに!←不要な文章(゚д゚))記憶と、その後に知った情報により「鉄フライパンはくっつかなくなるまでが大変面倒」という考えが擦り込まれていたので、どんなにその良さを聞いても「(希代のものぐさズボラな)私には無理…(ノ∀;)」と諦めていたのです。

それなのに今回20年振りに鉄フライパン購入。
そこに到った理由は色々あるんですが、一番は「(テフロン・フッ素など)加工フライパン(以下加工フライパン)に疲れた」というものでした。

もともと加工フライパンオンリーだった我が家。くっついたり加工が剥げてきたら安いものに買い替え、使い捨て、という感覚でした。大体もって2年弱ですかねー?近年はIHコンロということもあって1年スパンの買い替えでした。
IHが不便だ不便だとこのブログでも愚痴っていますが、フライパンがもたないというのもその愚痴の大きな理由であって。

私も今回の住居に住んで初めて知ったんですが、IHコンロって鍋底が歪むんですね…

一般的にIH用鍋やフライパンてガス火専用のものと比べると底が厚くて重い理由がそれ。薄くて軽いと電磁波の影響によって本体が浮き上がってしまうこともあるんですが、もっと困るのは鍋底が変形してしまうということがあるからなんですね。
中央が盛り上がるように変形してしまうのです。
加熱ムラはもちろんですが、油を入れても周りに流れてしまうのが痛い。ただでさえ中央が焦げ付きやすいIHなのに、油が中央に留まらないのは致命的(゚д゚)
また、盛り上がっている部分は相対的に力を受けやすいこともあり、結果として傷がついたり加工が取れやすくもなるわけで(つд`)

IH用フライパンの中でも特にしっかり作られた厚くて重いフライパンを買えばいいわけなんですが、そういうものは当然高価でして。我が家は貧乏気味の庶民家庭なわけで、デイリーユースで雑に酷使する、1年で買い替えなきゃいけなくなるものに何千円も何万円も出せない。
実はもう一つ、8年前くらいに買ったアサヒ軽金属のオールパンという2万円くらいする大きくて分厚くて頑丈なパンが我が家にはまだあり、そっちはそっちで重宝しているのですね。こちらは厚みがすごいので全然変形していません。…加工効果はすっかりなくなってくっつきまくってるけどw(´∀`) ただ、これは炒めものに強い通常の「フライパン」の用途とはちょっと違うので「パン」という表現になってしまいます。

で、そんな感じで2~3千円くらいの加工フライパンを買い替えていたんですが、その不毛さにうんざりしていました。
2~3千円とフライパンにしちゃ安くても我が家の家計的には全然小さくない。
それに運が悪いとすぐ傷がついたりして、それで作った料理を口に入れることの安全性も結構不安。

そんなある日、巡回しているブログで鉄のスキレットを愛用しているという記事を目にし、心が動いたのです。
鉄のフライパンなら少なくとも加工が剥がれる不安はないんじゃ…鉄分もとれるし。
IHでも使える鉄のフライパンをネットで探し回り、値段との兼ね合いで決めたのがこれ。




「スイト こだわり職人 使いやすい鉄フライパン28cm」です。

鉄製フライパンにとって一番最初に必要な準備工程の「焼き付け」がIHコンロではできない(※直火が必要)ので、それが既にされてあるものを選びました。
これは届いて一度軽く洗剤で洗い、油返し*1をするだけですぐ使える優れものです!(´∀`)

基本のお手入れは使う度にすぐお湯で洗う。*2タワシなどで擦り汚れを落とし、すぐコンロにかけて乾燥、油を薄く塗っておく。
これで十分。
この繰り返しで表面に膜ができ、次第に油をそんなに使わなくてもくっつきにくくなっていきます。これを「育てる」という表現をすることが多い。

すぐお湯で洗う、というのがものぐさな私的には不安だったんですが、お湯を出すのが面倒なだけで手入れ自体は意外と楽。洗剤で油を落としきらないといけなかった加工フライパンの洗い方よりむしろ楽でしたよ(゚д゚∗) オマケとして食器用スポンジが汚れにくくなったのも良かった。

しかし、使用者の率直な感想を書かせて頂くと、ぶっちゃけこれをちゃんとやっていても最初は余裕でくっつきますw(´∀`)
ウガー!となりますが、焦げ付いたら鉄タワシなどでガリガリ削り、再び油返し。せっかく微々たる膜ができたと思った頃にまた焦げ付かせてせっかくできた膜をガリガリ削って…また油返し…という流れに「まるで砂絵…(´・ω・`)フモウ」と感じたこともありました。

それでも、失敗を繰り返しつつ少しずつ使えるようになってきました。

私が感じたIHで上手に使うコツは、強火にしない(強くしたい時は中火の範囲で)。変形と加熱ムラ、それによる焦げ付きの原因になります。
強火で使えるのが鉄フライパンの長所なのでIHに限ってはそれはできないのが悔しいところではありますが、でもそれなりにちゃんと美味しくできますよ!(´∀`)アンシンシテ!

また、基本の使い方のポイントは、フライパンをかなり熱すること、油を気持ち多めに入れること、入れた油を更にきちんと熱すること、の3つ。

これに注意して使い続けていくと、以下のように進歩していきます。


最初に野菜炒めがくっつかないで出来るようになる!

お肉がくっつかないようになった(´∀`)!

卵焼き、焼きそばやチャーハンがくっつかないでできるようになりたい!(最終的には油を減らして作れるようになるのが目標)


最近、焼きそば・チャーハンもくっつきはするものの完全に焦げ付かないようにはなってきました(タワシで擦って落ちる)。
厚焼き卵も油たっぷりですが先日初めて焦げ付かないで成功しました(´∀`) 油たっぷりでこんがりしていたからか、昔祖母が作ってくれた優しく懐かしい味がしましたよ…(´∀`)

そんな感じで順調に育っています(´∀`)

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↑届いた当初は青みがかかっていた銀色だったのが徐々に黒くなってきましたよ!写真ではよく分かりませんがまだ真っ黒ではないんですよね。今後の更なる黒化を期待!(゚д゚∗)


長く使えたらいいなーと思っていますが、徐々に真ん中が盛り上がる変形の兆しを見せているのでやはりIHで調理器具を長持ちさせるのは難しいと思った方がいいようです。
ほんとIHって嫌い!ヽ(`Д´)ノキライ!


 

 

*1:油を多めに入れて湯気が出るまで熱し、そのまま冷ましてから取り出す。

*2:料理を入れたままにするのは厳禁。錆の原因になるのと料理も鉄臭くなる。すぐ皿にあけること!

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