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転勤族は「地域弱者」

「〇〇弱者」という言葉を使うなら、転勤族は「地域弱者」だと思う…(´・ω・`) という話です。

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うちは23区内なんですが、気付いたら区の広報紙というものをしばらく見ていなかった。
そもそも区の広報というものが全然来ない。二年前にここに引っ越してきてからポストに入っていたのは三回くらいだと思う。まさか季刊じゃないわけで、なんなんだろうと思いながらもそこまで深刻になる余裕はなく、ここまできてしまっているわけだが。

最近ふと思いついたのは、「もしかして町内会に入ってないから配られないのか?」ということ。

なぜなら、今住んでいる賃貸用マンションてこれまで住んだ普通の賃貸マンションの費用にあった「町内会費」がないから。
実は、ここに越してきてからしばらくして「町内会へのお誘い」みたいな封書がポストに届いた(その封書は今も捨てないでとってある)。町内会費についてや参加のお願いが書かれてあって「あっ、参加しよ」と思ったのも束の間、そこには会合への参加要請があり、それが夜20:00からだった。
当時息子は2歳、夫の帰りもかなり遅かった。私も夫も会合に参加することは不可能です…(´・ω・`)
で、悩んだ末、返信をしないまま今に到ります。要するに我が家は現在町内会未加入のまま(´ー`)*1

町内会費はこれまで住んだどこでも払ってきたものだからそれを払うのは全然良い。
しかし、ここではどうも「町内会費を払うこと」と「町内会の会合や集まりに実際に参加すること」が完全にイコールで結びついているようだった。
「会合や集まりには出られない(=町内会の運営には関われない)けど会費を払う」という(これまで我が家が住んできたどこでも当たり前のようにそうなっていた)選択は一切選べないようだった。

我が家の都合を書くと、「町内会に入る」のは別にいい。地域の住民としてできる時に活動に参加するのも構わない(地域の掃除とか、色んな手伝いとか?)。
でも、これが重要なんだけど、「定期的に集まりに出たり町内会の役員になったりすることはできない」わけでね…。
理由は、まずは小さい子供がいること。そして知り合いがいないので突発的事態に頼れる人がいないこと。役員など責任のある仕事ができないのは一番は転勤族だから。役員になったと同時に転勤になる可能性がいつでもある。

…しかし、町内会に入っていないという理由で高い住民税を払っているのにそのお金で作られた広報紙がうちだけ配られない、と思ったらいつもの如く脳に血液が爆入したわけですわ(´ー`)

よくよく考えたら幸いこれまで利用機会がなかっただけで休日の当番医も分からないわけです。
区の健康診断や予防接種の情報なんかも分からない。
まあ今の世の中、そういうものはネットで簡単に調べられるから実際にはそう困らないんだけど、私だけが情報をもらえていない、つまりきちんとそのための税金を払っているのに対価を受けていない、ということが許せない気持ちになる。
うちだけ損をしている(゚д゚)
地域の情報が一番欲しい地域弱者の転勤族なのに!(゚д゚)

ちょっと区に電話して聞いてみようと思ったわけです。

ちなみに、全国各自治体の広報紙の住民への配布方法がどうなっているのか全く知らないけれど、今まで住んでいた地域では(仙台市の三区、名古屋市の二区)勝手に配布されていて、配布されないのは東京のここだけなのは確か。
行政の情報って地域コミュニティ弱者にこそ周知されるべきだと思うんだけどな…(´・ω・`)
そもそもさー、町内会にちゃんと入って集まりや役員をバリバリこなせる人達って地域コミュニティ弱者か?という。違うよね。どんなに他の面では「弱者」だったとしても、長年地域に住んで地域コミュニティにがっちり守られているならその意味では「弱者じゃない」よね。何かあったとしても周囲から情報を貰える。で、そういう人たちしか手に出来ない自治体の広報紙なら、そもそも意味無いんじゃねーの?(゚д゚)って気持ちになる。なにそれ(゚д゚)って。

自治体はきちんと独自に配布員を確保して、地域全ての世帯に漏れなく配布できるようにしろよ!(゚д゚)と思う、そんな怒り。

しかしそれとは別に、町内会の疲弊が深刻だという問題を以前NHKの特集(多分『クローズアップ現代』)で知り、町内会が負っている役割の膨大さに驚いたこともあって。記事のテーマからは脇道にそれますが、ちょっとその話を。
自治体によってかなり違いはあるとは思うものの、概して新規加入人数が減っている上に元からいた人たちが(老齢で死亡するなどして)減っていき、老いた町内会長が後任を探せないまま、でも仕事だけは変わらず膨大にあり…という問題に「ナニソレ(´д`;)」と思ったわけで。
うちは転勤族だから入れないということが大きいけど、別に転勤族じゃなくても入りたくない、事情があって入れない、という人の気持ちや事情もあるわけで。
「会への積極的参加は引き受けられない、でもその分にかかる費用は負担してもいい」という人たちは結構多くいるんじゃないかと思うんですよね。もちろん、中には金も出したくないし労力も責任も負いたくない、でもゴミは捨てるし地域の街灯なんかの恩恵は受けたいよ!っていうただのクズもいるかもしれないけど、そういうのは袋叩きでいいんじゃないでしょうか(´・ω・`)…ということはおいといて。
「金で解決ですか(´ー`)ヤレヤレ…」ということじゃなく、あくまで前提は「できないことはできない」ということ。
で、じゃあそれに対してどう考えるか、どうするかという話なわけで。現実的に対処するなら対価を考える方法しかないと思うんだよね。
できないことを申し訳なく思っていて、何かはしたいと思っていて、でもそれに替わる方法が存在しないからどうにもできない、口をつぐんで知らないふりをしているしかない。そういう人、ことって実際多いんじゃないか…。

その特集番組でも、年老いて体調が悪くなり、町内会で割り当てられた仕事ができないので仕事を減らしてくれと言った一人暮らしの高齢女性がそれを断られ、仕方なく町内会を脱会したら街灯を撤去されたりゴミ捨て場を撤去された…というケースを取り上げていた。その人も「自分ができなくなった分の費用を払ってもいい」と申し出たそうだけど、認められなかった。

ナニソレ(゚д゚)ですよ。

つまり、その自治体では町内会の仕事ができなくなった人間はまともな生活から追い出されるシステムなわけで、何それ限られた空間と資源しかない宇宙船内みたいな極限の設定…って感じなわけで。まあ孤島とかなら自治体のそういう論理もまだ分かるんですが、普通の、首都圏の、地域でしたよ…普通に平野で。
人間は町内会の奴隷か何かか?(゚д゚;)というね…疑問が湧かずにいられなかったです。

大体、国にも自治体にもきちんと税金払ってるのに、他の普通の国民が受けている生活の権利が受けられないっておかしくない?(゚д゚;)


…ってテレビに向かって一人ブチ切れていたわけですがー(いつもの光景)(´∀`)


さて、そんなわけで後日、区に電話して聞いてみました。「区の広報紙はどうやって配られているのか」と。
そうしたら思いがけない回答が返って来たのでここにも書きまする。
区の広報紙は基本的に週一で発行されているそうなんですが、

  • 「原則として定期購読している新聞と一緒に配布される」
  • 「新聞を定期購読していない家庭には戸別配布されない」


のだそうです(うちの区の場合)。

なんと、町内会は一切関係していなかったことが判明Σ(゚д゚)

では、新聞をとっていない家はどうするかというと、駅とセブンイレブンに置かれている(当然ですが無料)そうで、そこで取って欲しい、とのこと。

ほうほう…(゚д゚)

ちなみに近くにセブンがなかったり最寄駅まで自力で行けないような人には郵送で配達するサービスがあるらしく、それは別途申し込みが必要らしいです。

なるほどー(´∀`)

うちは以前は新聞をとっていたのでその間は戸別に配達されていたわけですね。
コスパを考えてかなり前に新聞定期購読はやめたんですが、その時期から届いていないということになる。

その後駅で確認したら、何気なく素通りしていた場所にちゃんと置かれていましたよ…。いかに見ていないかということですね。これからはそこで貰って来よう(´∀`)

でも、そういうシステムだってこと、他の自治体から越してきた人には分からないですよね。少なくとも私は転入手続きをしに行ったどの場所でも説明を受けたことはなかった。

実は以前住んでいた他の地域でももしかしたらそうなっていたのかも。
当時はずっと新聞をとっていたから、分からないんですよね。
でもどこの役所でもそういうシステムの説明がなかったのは確か。

結局、自治体って「今ここに住んでいる自治体の住民」にとってだけのもので、よそからやって来た、その自治体のことをよく知らない人に特に手厚いわけじゃないんですよね。
いわんや、またすぐよそに出て行く可能性の高い転勤族なんて、当座の税金源としか思っていないんじゃないでしょうか(とちょっと皮肉っぽく)。

広報紙は無事手に出来たけど、転勤族が地域弱者なのは変わらないわけでね…。

…という多少やさぐれた論調で終わってみるw(´∀`) 今回は以上です。



 

 

*1:ゴミ置き場はマンションに専用置き場があり、マンションの管理で清掃などしてくれるので困ることはないよ。

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