願わくばまんまるく、徒然。

願わくば道端の石のように穏やかに、永遠の傍観者に。

夫のこと。1

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今回は初めて夫の話をしようと思います。
夫について、夫との間にしばしば起こる 「軋轢(一般的には 「喧嘩」 なんですが・・・これについても後述しますが)」について、夫の心にある問題について、というのはここにもずっと書きたかったことなんだけれど、「うまく書けない」「かなり時間がかかる」という私の定番理由がいつもの何倍もの障壁になる内容で、実際にはなかなか記事にできなかった。
今回、長くなるけれどやっと書くことにしたのは、本当につい最近になって、そこに関して事態が思わぬ方向へ転がったからです。
それが私たち夫婦にとっては一つの区切りになることだと感じたので、今まとめておきたいと思って書くことにしました。

ただ、ここまでの長年の経緯はやはり簡単にまとめられず、それは私の文章力がないこと以外に、この「事態が思わぬ方向へ転がった」(それは「=解決への糸口がやっと見つかった」ということです)という現状へ到るまでの過程が私にとっては壮絶だった(あくまで私の主観)ということが理由としてあります。
今回きっかけとなった事と、その結論については最後に書きます。
なるべく簡潔に分かりやすくまとめたいのですが、現状ではどんなに頑張っても完全に納得できる形にはならないだろうと開き直り、とりあえず出来る限り整理して書きつつ、推敲はほどほどにしてとにかく上げていくことにする次第です。
時系列が前後したり、当時と現在の私の意見がないまぜになったり、言葉の誤用・同じ言葉の乱用があったり、似たような内容の文章が被ったり、かなり読みづらく目の滑る文章になると思いますが、許してちょ☆

※記事が完結して落ち着いてから改めて手を加えるか、タイトルをまとめて変更したりするかもしれません。

 

・・・とまあ仰々しく始めたけれど、壮絶だの何だの言ってるのは本人たちだけ(というかある意味私にとってだけとも言える)で、実際は他人が聞けばぶっちゃけ大したことのない所詮は家庭内の中の問題というだけの話なので、くれぐれもそこを踏まえて読んでやって下さい。
別段ニラニラするほど
面白い話ではないので、あまりワクテカしてがっかりしないように。長い上にくどいので、別に読まなくても何ら問題ありません。
「今後ブログがどうなるか・・・」というような話にもらないですしおすしw(´ρ`)

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夫は、とても穏やかで優しく、人間性も良い人だ。ここは間違いない。
なので、「夫の問題」と聞いてまずピンとくるDV、モラハラ、パワハラ・・・という可能性は排除して読んでください。どちらかと言うとそれをする可能性があるとすればボーダーの私の方です・・・(´ρ`)アヘヘ☆
あと、性的なことも関係ないです。
うちは数年レスでそれはそれで悩みと言えば悩みにできるかもしれないけれど、とにかくまあここでは関係しません(´ρ`)

ちょっと物を知らないところはあるけどそれは興味の範疇で、知能は普通。高校はかなり良いレベルの進学校に努力して入ったが、ハイスクールライフをエンジョイし過ぎて成績も勉強意欲も急落、大したレベルじゃない普通にどこにでもあるようなレベルの私大を出た。
(←夫や大学をバカにしているわけじゃなく、客観的にイメージしやすいためにこういう書き方をしています。自分についても同じ書き方をします。私なんか短大中退だよ!\(^o^)/☆

特に趣味はなく、服装や髪形にもこだわりはほとんどない。持ち物も少ない。ミニマリスト向きと言える(変革や工夫や追求が好きなわけではないから本当に向いているのとは違うと思うけどね)。
色白でボーっとしている印象なのでオタクっぽく見えるけれど残念ながらオタク性質ではない(私はオタクです\(^o^)/☆)。内に籠って何かをするタイプでは全くない。独身の時は家に一人でいるくらいなら外に出てパチンコをしに行っていた。ギャンブル依存症ではない。どこにでもいるごく普通の寂しがり屋系30代独身サラリーマン。スポーツはやるのも見るのも好きだけど特に体育会系ではない。自分から熱心にその機会を探すことも別にしない。仲間に誘われて草野球なんかをたまにやるタイプ。仲間とワイワイやるというのが好き。
特別趣味もなく、強いて言えばテレビを見ること、野球やサッカー中継以外では特にお笑いやバラエティを見るのが大好き。熱湯風呂やヌルヌル相撲、床が落ちる系なんかのベタなネタが好みの模様・・・。仕事も決して有能ではないと思うが、真面目で、それなりに頑張ってストレスも溜めながら働き、遅刻も欠勤も社会人なら当たり前だがほとんどしたことはない。
私のように変に神経質なところもなく、私の実家でもそれなりにリラックスして過ごせ、かと言って空気を読めないわけでもなく普通に気を遣い、滅多に怒ったり感情的になったりせず、イケメンでもなければスタイルも特に良いわけではなく背も高くもないが、ごくごくフツーのサラリーマンの中年よりちょっと若く見える感じの(何故かいつまでもペーペーの雰囲気が抜けない感じのする、)人、だ。
ごくごくどこにでもいる、冴えない感じだが穏やかそうな眼鏡のサラリーマン男性、という感じの人。

一見すると欠点や短所などないように見える。
更に私にはとても優しく、私の意見は全部聞いてくれる。いやいやではなく。私を否定も批判もしない。怒るなんてもっての外だ。

そもそも、ボーダー(境界性パーソナリティー障害)である私は、自分を「否定する、怒る、咎める」相手とは付き合うことができない。自分を否定する人間は「敵」であり、攻撃か回避対象でしかない。パートナーなんてなれるはずはない。
当時は自分がボーダーであるとは分かっていなかったが、その性質の嫌なところは私なりにこれが自分の欠点だとはっきり認識していて、どうしてそうなのか・どうしたら治るものなのか長い間(子供の頃からだ)悩み続けてきたことでもあった。
なので尚更、夫のような穏やかで優しい良い人に出会えて良かったと心から思ったのだ。
そもそも、当時夫に対してそうだと感じていた「稀有に穏やかで心の広い人」以外は、私みたいな人間と結婚することなど無理だと思っていた。(今も思うが・・・)
夫は、私のような厄介な心を抱えたボーダー、「普通の幸せ」を望み続けてきた「普通ではない私」に、その「普通の家庭」を与えてくれた。何があってもこれだけは変わらない、本当にそのことにはこれからもずっと感謝している。

しかし、結婚して一緒にいるうちに、私は少しずつ違和感に気付いた。

まずそれは夫の「異常な穏やかさ」という形で。

いや、ここで訂正。夫は滅多に怒らないし私に対しては絶対に怒らないが(私は元来モラリストなので怒られるようなことをしない方だし、そしてボーダーなので自分を怒るようなことは許さないので)、たまに他のことでキレたりはする。心は広いというか対人関係的なことには鈍いが、別に「気が長い」とか「人間ができている」というわけではないのだ。
車を運転していて他の車に腹を立てることなんかは普通にあるし(超劣化版高嶋ちさ子である私よりは少ないが・・・)、気違いレベルの理不尽な上司(社内でも色々問題を起こしていたが見過ごされ続け、後にとうとう見過ごせないレベルの問題を起こしてついに解雇された)の下にいた時はよく帰宅直後は荒れていた。なのでその辺の感情表現は普通です。

ところで、「異常な穏やかさ」というのは、とても好意的な表現だ。
後々分かるが、それは実は「冷酷すぎる無責任」なんだけれど。

(さあ・・・ここから文字で伝えるのが難しい領域に突入していくよ・・・orz)

夫は、異常に私とのトラブルを回避しようとする。
それも、とても表面的に。
大抵、夫婦喧嘩をして夫が決まって折れて謝る場合、夫は「ごめん」といいながらも内心言いたいことはあると思う。もし妻に「言いたいことがあるなら言って」と諭されたら、自分の考えや意見を、多少なりとも言うんじゃないか。
もしなかなか言えなかったとしても、年単位で言わないということはまずないと思う。
私と夫は夫婦喧嘩の体をとってもそれは実際は「喧嘩」ではないので、記事冒頭では「軋轢」と書いたが実際それを何と表現していいか私には分からない。
喧嘩をしているのは私一人だから。
・・・こんな奇妙な表現がしっくりくるほど、夫は何も言わない人だった。

そしてこの「喧嘩」自体、「何かの原因(夫との間に起こることだから大抵夫だがw)に対して私が怒ること」からしか始まらない。私が怒って始まって、途中も私がキレているか説教している。終わりも私が話していて、夫が謝って終わる。
夫は私に不満を言うことが一切ないのだ。私が一方的に怒って、夫は謝る。

・・・でも、私だって最初から怒っていたわけじゃない。

最初の頃は、何か思うことがあれば普通に話して、あくまで私はこう思うんだけど、という感じで伝えていた。あなたはどう思うか、もし違うと思っていたりどうしても嫌なら言って欲しいと。
夫は、いつも素直に「わかった、ごめん、そうする」と言った。
でも、実際には一切改めなかった。改めたくない、というなら分かるんだけど、夫はいつも素直に「わかった」と納得するのだ。「わかった、気をつける」「そうする」と言うのだ。
でも、何故か一つも改めないのだ。決して。

次第に私は怒るようになった。
(そして更に激しくなり、キレるようになり、更に後にはブチ切れるようになった・・・というわけですね・・・)

もともと私は結婚前から、夫婦は最初は喧嘩してナンボだと思っていた。
他人が家族になるのだから、衝突するのは当たり前であり、時には感情的な言い合いにも発展するだろう。人間同士なのだから、本音で付き合うためにそれはある程度は仕方のない、必要なことだとも考えていた。

だがしかし・・・、夫と「喧嘩」をすると、最終的に何故か無力感だけが募る、という状態になるようになった。感情を抑えず、本音をぶつけているはずなのに。わだかまりもなくお互いにスッキリしているはずなのに。
以前よりも確かに理解が深まっているはずだったのに。

冒頭に書いたように、そもそも夫とは普通の「喧嘩」にならない。私は自分の主張を言うが、夫は言わない。普通に喧嘩、言い争い、という感じではないのだ。夫は何も言わず、最終的に素直に私に同意するのだ。
さっきも書いたが、それで最初は良かった。謝って、反省もしてくれる。内心、夫のそういう素直さを尊敬していたし、優しさに感謝してもいた。
・・・でも、同意はするのに、実際はちっともその通りにしてくれない。そこでまた「喧嘩」になるようになった。
嫌なら嫌でいいので、それをこっちに伝えてくれないと分からない、と言うと、別に嫌ではなく、本当に私の言うとおりだと思う、と言う。そして「ごめん、気をつけるよ」と言う。
でもやはり、まったく同じことを、酷い時には同じ日に繰り返す。

一年、二年と経つうちに、だんだん私はこれはどういうことなのか・・・理解できないと感じるようになった。

夫と結婚して丸七年が過ぎたが、これまで同じその「軋轢・喧嘩」を何百回、何千回と繰り返した。
誇張じゃない。
なのに、この七年間一回たりとも、一歩たりとも何かが、私たちの関係が前へ進んだ、良い方へ進んだと感じることはなかった。

夫は決して、何も、何一つ、変わらなかった。

変わらず、決して反発しない。私の言うことに反抗しない。自分の考えと違うなら言って欲しいと頼んだことも何度もある。でも、夫は「本当に自分もそう思うし、そうする、努力する」としか結局言わないんである。
なのに・・・本当に、本当に全く同じことを繰り返すのだ・・・。女性から見た男性の話でよく聞くことではあるけれど、そのレベルじゃないのだ・・・。

これは四年前のことだが、当時は特に仕事が辛そうで(気違い上司の下にいた頃だ)本人もかなりストレスがあると言っていたから何か関係があるかもと精神科に行ってもらったが、疲れが溜まっているだろうからと眠りを深くする睡眠薬や安定剤なんかをもらってきただけで終わった。
もちろん、何も改善はしなかった。

その後、あまり間を空けずに、脳神経外科に行かせたこともある。夫本人もたまに頭痛がすると言うので、物理的に脳に梗塞や血行障害みたいなものがあって、それで認知や思考力なんかに影響を及ぼしているかもしれない、と思ったのだ。それくらい私から見て異常だったのだ。
しかし、CTを撮ってもらったが異常はなかった。(上で書いたのとは別の)精神科を紹介され、そこにも行ったが、本人が「別にそこまでするほど調子が悪いわけじゃない、自分でしっかり考えてみるよ」と言うので一度きりだった。

しかし、夫が「しっかり考えてみる」ことはなかった。

何せ、そんな話(約束)をしたこと自体忘れてたw\(^o^)/

聞いても、黙り込むだけ。
怒ると、謝る。
そしてまた「頑張る」「やってみる」・・・でも、決してやらない。

私には、夫は確実に何かの病気なんじゃないかとしか思えなくなっていた。
CTは撮ったので目に見える脳の病気でないとすると、健忘症とか虚言症とか、離人症とか・・・要するに精神の方の。
でも、その頃は震災後、息子が生まれて私もそっちに手一杯だった。

夫はとにかく、その場その場の「思い」でしか物を言わない。
深く考えて、結論として何かを言うとか、この半年考え続けたけどこうしようと思う、その理由はこうこうで・・・といったような、普通の人に普通に存在している気がする、決断や思考をする「回路」とでも言うようなものが、一切、夫の中にはなかった。
もちろん、本当はどうだったのか知る術はない。少なくとも私にはそう見えていた。

このあたりの私の感覚を言葉で他人に伝えようとするのは、本当に難しい。

多分、夫のような人は普通にほとんどいないと思うから。
そして、夫のその「異常さ」は、本当に身近で、それも長い期間生活を共にしないとわからないものだ。しかも、一緒に生活をしても「他人」であってはやはり絶対に分からないだろう。普通に生きている限りはほとんど他人には関係してこない、影響のない分野だから。あくまで、人生や会社などの経営を共同でしなくてはならない一蓮托生の対等なパートナー関係になった時に初めてわかるという、非常に厄介な、微妙な種類のものなのだ。
(また後述するが、夫はバツ2だ。その原因もきっと私が今向き合っているこの「夫の得体の知れない違和感」が少なくとも相手にとってのきっかけの一つだったんじゃないかと思える。)

その現場にいたり、動画で再生したのを見れば伝わるかもしれないんだけど・・・。

分かりやすく具体的な行動で言うと、「物事を考えるということをしない」、(考えないので)「決断するということをしない」という言葉しかないのです。
考えないから決断できない、ということです。(決断しろと言えばその時の感情だけで決めてはくれます。後述しますが、だから任せられないのです)

まだ新婚当初だったと思うが、一度、泣きながら「何を考えてるかわからない!今何を考えてるの?言ってよ!」と詰め寄ったことがあった。夫はしばらく黙っていたが、やがてとても悲しそうな顔で

(´・ω・`)「・・・ごめん、俺ほんと何も考えてないんだ・・・」

と小さな声で言ったので、へなへなと力が抜けた。これは冗談なんかではなく、真面目な話。


いやいやいや・・・www(´∀`)

何も考えないwwwwてwwwそんな人wwwwwいるわけなwwwwww


正確には「何も考えていない」のではなくて、
「意志を持って連続的に思考を続け、思考を深めていくことに興味がない(できないわけではなく、無自覚に、しかし意図的に避けている)」。
感情や気持ちはあるが、
「大切な決断や重大な判断を無意識に、徹底的に避けている」、
そしてそれが常態化して固まってしまった、というように私には思えた。

しかし、私が思ったとしても、それだけでは特にどうしようもない。夫に言っても、自分に何か真剣な問題がある(=自分はおかしい)とは思いたくないらしく、さっぱり響かなかった。
夫本人が、自分の中の問題だという可能性を考えない限り、何も始まらない。そしてもちろん、私の考えが正しいという保証もない。

もともと夫と私は「自分自身というものに対するスタンス」が正反対。
私は生まれつき病気があったこともあり、常に自分の内面・心の奥底について向き合い続けてきたが、夫は全く正反対で、その時その時の気持ちを主にして生きてきた人であり、多分とことん自分と向き合うことをしてこなかった人であることが窺い知れた。
「自分」というものについて、「自分の人生」について、深く真剣になど考えたことのない人なのだ。
ちなみに上記で誤解して欲しくないのは、「自分に深く向き合うことが良い」という話をしたいわけでは全くなくて、単に、「自分自身を知ろうとしてきたか・そうでないか、という違いが私と夫の間にはある」という事実だけがある、ということだ。
ぶっちゃけ、深く向き合うのが必ずしも良いことでそうするべきだ!とは全く思わない。それぞれ問題なく幸せに暮らしていれば一番だ。普通の人でも自分に深く向き合っていない人なんて沢山いるかもしれない。
ただ、夫の場合は普通の人と明らかに違っている問題があるので、「自分自身に向き合っているか、向き合ってきたか」が重い意味を持ってくる、ということを言いたいだけなんである。


→2へ続く