願わくばまんまるく、徒然。

願わくば道端の石のように穏やかに、永遠の傍観者に。

何年振りかで美術館へ。

自由って素晴らしいね!

そんなわけで昨日、夫と息子を羽田空港で見送った後、ふと入った空港ローソンでどこを探してももうなくてすっかり諦めていたじゃがりこの明太クリーム味たらこバター味が並んで売っていたのに目玉が飛び出るくらい歓喜し、もちろん2個ずつ買い求め帰路に着いたわけです。

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目玉が飛び出たくせにたった2個ずつなのは、空港からの帰りの車内で大量のじゃがりこが袋から透けて見えたら恥ずかしいという他人の目を異常に気にするボーダーゆえのつまんない世間体によるものです。

 


さて、私がまだ帰りの電車内にいる(=私はまだ家に帰り着いていない)間に向こうが乗った飛行機はもう目的地に着陸している、という眩暈がクラクラするような現象が国内線ではよく起きる。
つくづく飛行機ってスゲー!(゜д゜∗) 

どこにも寄らず車内で胸に広がる解放感に満たされながら帰宅し、土産ついでに自分の分も買ってきたごまたまごを食べたりしつつ、家の中を自分の意思で動ける自由に違和感すら抱きながら部屋を片付けたりゴミをまとめたりしつつ、やはり溢れる解放感に陶酔しているうちに時間が過ぎ去った。・・・まあ、ゆっくりクリマイのDVDを見られたので良かった(´∀`)


そして今日。

今日から丸二日自由!(゜д゜∗) フンガー!

と、喜び勇んだ鼻息とともに心地よく起床。
しかし天気が良いのでまずは洗濯や夫の布団を干したりする。
昨日受け取れなかった荷物の受け取りがあったので午前中は洗い物をしたり家事をしたり、何となく出かける準備をして過ごす。
と言うのも、本当はずっとゴロゴロだらだら(断食などしつつ・・・って結局ちゃんとはしてないんだけど)して過ごすつもりだったんだけど、もうさー、あまりにこんな機会がないもんだから、普段は絶対行けないミュージアム関係の場所に行きたくてたまらなくなったわけ。

だってね、美術館・博物館等の展示系って普段子連れでほんとに絶対行けないから(´д`)

夫に預けたら行けるっちゃ行けるっつっても、帰ってきてあれやこれやしなきゃいけない状態では「そこまでして行かなくてもいい・・・」ってなっちゃうんだよねー私。基本引きこもりインドア人間だから。外出するだけで疲れるからorz
そこまでしてアート観たいほどは別に好きじゃない。つか今の生活じゃ、「ゴロゴロしたい!」以上の切実な欲求って現実的な意識の俎上に上がってこないんだよね、なかなか。普段は。
よく言われるように、本能と生存の三大欲求が満たされて人は初めて次の欲求が出てくる。
その言い方を借りれば、私は十分な睡眠、十分な心と肉体の自由が得られて初めて、知や芸術を渇望する欲求が出てきたというわけですねw(´∀`)


で、午後行ってきました。江東区にある東京都現代美術館に。

最寄駅は都営大江戸線・メトロ半蔵門線の清澄白河。こういう場合たいてい違うんだよなー・・・きっと違うだろうなー・・・と思いながら「せいちょうしらかわ」と脳内で読んでたらやっぱり違ったw
正しくは「きよすみしらかわ」でした。残念!さやかちゃんでした。

公称徒歩9分。25℃の青空の下、歩く。普段運動どころか子供と手を繋いでしか、つまり自分自身の速度で歩くこともしていない足にはこの道程が既にきつかった・・・ww
(´∀`)
しかも道に迷い、他人様より多少多く歩いて到着。

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途中疲れて挫折しそうになりながらも、館内で開かれていた三つの展示(「驚くべきリアル」「フラグメント」と常設展)をとりあえずすべて鑑賞。完鑑賞。

雑な感想でなんなんだけど、とても良かった。

現代アートの面白さ、激しさ、意外さ、けれどそこに込めたものは普遍・・・みたいな感じが今の私の心にしっくり来て、どこのミュージアムに行こうかちょっと悩んだけどここにして良かった。

ただし疲れてしまって中の展示を一通り観るのがやっと、庭も行きたかったけど断念。悔しいが今はこれがせいいっぱい。
次回は家族で来たいが・・・。まあ無理だろうな!


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常設展の出入り口近くにおわした方。迫力あるけどなんか恐くないのは胸とか頭とかがミッキーだから?



で、疲れたけど満たされて電車に揺られて帰宅。すっかり夕方だし超混んでたw(つд`)
でも、今日一日気付けば何も食べてなかったからオリジン弁当買って帰ったのでゴキゲンw(´∀`) オリジン弁当うまいよオリジン弁当(´∀`) から揚げうまいよから揚げ
(´∀`)♪



ところで、美術館に来る度に思うんだが、異様にすごく疲れるのは、鑑賞しながら立っていたり歩いていたりするからだけじゃなく、作家という【表現者】が魂を込めたもの、表現しようと形にしたもの、に無意識であってもそれに呼応するように、ときに挑むようにこちらも【鑑賞者】として対峙するから、じゃないのかなーと思う。
うまく言えないんだけど、なんというか、芸術って、それを観る方にもエネルギーを要求するというか、消耗させるんだと思う。別に読み解いてやろうとかじゃなく、ただ「ふーん」って観てるだけのつもりでも、わざわざ足を運んだんであるなら、みんな基本その資格があるというか、 “きちんと観ている” んだと思う。
だからなんじゃないかな・・・。
私はものすごく疲れるんだよね。ふぅ・・・って。彫刻家がノミを置いて、ふぅ・・・ってするその疲れと呼応しているんじゃないのかね。なんて、そんな妄想を抱きます。

っていうか、横尾忠則を見て実は反射的に丸尾末広という名前が浮かんだことに対してじっくり自問自答したい。・・・いやそんな時間は足りないんだけれども。
横尾忠則の画風はあまりに有名だけれども、本物は更に迫力があるんだね・・・。やっぱり、わかっていてもギョッとする力強さ。
あと、横尾の解説文にあった、三島由紀夫が評したという「このエチケットのなさ!」という言葉に笑いそうになった。「このエチケットのなさ!」
それなんて上品に的確。

いつかさらっと使ってみたいが、横尾忠則を評するときにしか使えない・横尾を評するためにだけある言葉かね、やっぱり。作家も凄けりゃそれを評する作家も凄いという文言。


ところで、これは館内のショップで見つけた消しゴム。

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一つの消しゴムの片面はヒト、片面は猿になっていて、 “Evolution” という文字の通り “進化の過程” を積分というのかな、三次元の立体にしたもの。
こういうアート消しゴム自体は割とどこのミュージアムショップでも見かけるものだと思うんだけど、何気なくこれを手に取って「へー」なんて思いながら両面をひっくり返して眺めて「逆に考えたら退化とも取れるね・・・w(´ρ`)」などと何の気なしに思った時、私の頭に突然浮かんだアレ。

伊藤潤二で私が最も怖いと思う話の一つ、阿彌殻断層(あみがらだんそう)の怪』 。
大きな断層になぜか自分の身体ピッタリの穴が開いていて、誘われるようにそこにすっぽり入ってしまったら側面には特殊な細工がしてありちょっとでも動くと自然に前にしか進めないようになっていて、その穴の形状がどんどんいびつになっていって・・・というアレ。

アレを思い出してゾッとしてしまったので買ったw(´∀`)

 
↓昔最初に読んだときは違うのに載ってたんだけど、今はこれに入ってるっぽい。

 

ギョ 2 (ビッグコミックス)

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ちなみに義実家にいる息子は今日は午前中から動物園に行ったとのこと。そっちも満喫してるね!
近くに住む従兄たちにも遊んでもらい、楽しい楽しいと喜んでいるらしく、ほんっとーに大満喫のご様子。特に義母が大好きでおばーちゃんおばーちゃんとなつき、遊んで遊んでと大変だそうだ。
そうかーそうか、楽しいか(´∀`)

すぐ怒る人もいないしな!(´∀`)私のことだけどw

うちは私が普段怒っているのでそのまま怒るのは私の役目にし、夫にはなるべく怒らないでいてとお願いしている。

いや、でも楽しいよね。そうだよね、自分の子供時代もそうだった。じいちゃんばーちゃんち大好きだったよね。
息子もそうであって欲しいから、良かった。

いやー良かった良かった・・・(´∀`∗)
これでこちらも罪悪感なく一人を満喫できるというものです。


・・・えっ?
さ、さみしくなんてないんだからねっ!!(ほんとです・・・)

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